こんにちは。今回は僕がフランスに来てから約一年経ちますが感じたことを書こうと思います。
【時間に追う追われる。】
僕は今まで時間を追っていた。
つまりどういう意味か。学校の授業中でもバイト中でも常に時間を気にして「早く終わらないかなあ」「まだこんな時間だ」「時間が経つのは遅いな」と。
いつも時間が早く経たないかなあと思っていた。休日でも特にすることなくだらだらとyoutubeを観たり、意味もなくスマホをいじったり。時間を無駄に過ごしていた。
僕がフランスに行くまでの毎日はこんな感じだった。
ただ、今の僕は時間に追われている。
これはどういう意味か。フランスに来てから1日中が仕事の日々で毎日が仕込みに追われている。
営業が始まる前に仕込みを終わらせないといけないので朝早くに起きて仕込みをしたり、仕込み中も何も考えずただただ仕込みに集中している。いつも「もうこんな時間だ」「やばい、仕込みが間に合わない」と。本当に時間が足りない日は「神様、時間を遅らせて」と心の中で願ってる時もある。(笑)
休憩中も夜の営業の仕込みの手順を考えたり、休日でも前日には仕込みを考えている。
もっと時間が欲しいと思っている。精神的にもかなりきつい。
ただどんなに考えても願っても、僕たちの感情に見向きもせず無情にも時間は必ず過ぎていく。たとえ地震がきても大災害が起こっても、1分は60秒だし1時間は60分、1日は24時間。これは自然の摂理で絶対に変えることができないこと。
では、限られた時間の中で最終的にはどうすればいいのか。
僕は時間に追うこともなく追われることもなく、時間を支配できる人になりたい。
それはつまり限られた時間の中で物事を終わらせることもそうだが、いかに時間を有効活用できるかどうかが時間を支配するということだと思う。
そのためには時間を追うことも時間に追われることも経験しなければいけない。今僕は時間に追われていて初めて時間の大切さを学んだ。どんなに願っても時間が止まってくれることはない。ならいかに余った時間を有効活用できるかが大切になってくると思う。
これからはもっと時間を大切にしたいし自分はそこを目指したいと思う。
…人間の死への時間も限られているから。